「大学生のカーシェアリングに対する意向調査」アンケート結果

カーシェアリング利用経験のある大学生はわずか6.1%。
しかし、40.2%がカーシェアリングに「興味がある」と回答。

「カーシェアリング比較360°」は、全国の大学生を対象に「カーシェアリングに対する意向調査」を行いました。
「カーシェアリング」は都市部を中心に急激に浸透し、利用者は既に約50万人に到達。カーシェアリングを提供している事業者は全国で30社以上に上り、ますます活況を呈しています。
またカーシェアリング提供各社は通常料金より安価な「学生プラン」を設け、大学生の利用機会づくりにも積極的に取り組んでいます。
昨今「若者のクルマ離れ」が叫ばれるなか、車の利用頻度やマイカー所有に対する意向はどうなのか、大学生は“カーシェアリング”という真新しいサービスをどう捉えているのか、そもそもカーシェアリングを認知しているのかなどを知ることで、これからのカーシェアリングのあり方の検討や価値伝達方法を探るためにこの調査を実施いたしました。

このほど、そのアンケートの調査結果がまとまりましたので概要を発表させていただきます。

今回のアンケート調査に尽力してくれたのは、日頃、カーシェアリング比較360°で大学生に対するカーシェアリングの訴求活動を行っているこのお二人。
二人には、調査結果に対するコメントももらいましたので、併せてご覧ください。

横浜の某大学に通うKさん
ダンスはプロ並みです。

都内の某大学に通うYさん
実は運転が得意なんです。

大学生の普通自動車免許取得状況、自動車の利用状況、マイカー所有の意向

大学生の運転免許所有率は68.3%とやや低め。車の利用頻度は「月1日以下」の学生が58.9%。ただし、将来はマイカー所有を希望。

<1> 大学生の「普通自動車免許」取得状況

1.あなたは普通自動車免許を持っていますか?
2.今後、免許を取得する予定はありますか?

大学生の運転免許所持率は68.3%。調査対象においては、3人に1人は運転免許を取得していないことがわかった。
また、運転免許を持っていない大学生のうち約26.9%は、「運転免許の取得予定が無い」と回答。
やはり「若者のクルマ離れ」は実際のものであることが浮き彫りになった。

<2> 自動車の利用状況

3.どのくらいの頻度で車を運転していますか?

「運転しない」、「月1日以下」と車との利用頻度が低い大学生が58.9%を占めている。
対して週1日以上利用している大学生は23.2%と全体の4分の1以下に留まった。
大学生の運転頻度の低さは、車の必要性や興味関心の低さを如実に示しているものと思われる。
必要性や興味関心が低い分、運転技術が未熟な大学生が増えているともいえるのではないだろうか。

<3> マイカー所有の意向

4.あなたは将来マイカーが欲しいですか?

大学生の90.2%が「将来マイカーが欲しい」と考えており、現時点ではあまり車を必要としていないものの将来的にはクルマを持ちたいと考えている大学生が大半であることが明らかになった。

同じ大学生の立場としては、むしろ「免許持ってる人って結構多い!?」って思いました。
東京とか横浜だと普段の生活でクルマが無くて困ることが少ないので、運転免許の優先度はあまり高くないですから。
割とみんな大学卒業までに一応免許を取っておくってくらいの感じですしね。

「将来マイカーが欲しい」派が多いのは、すごく共感できました。今は車よりも他に必要なモノや欲しいモノがあるけれどもいつかはお気に入りの愛車を持ちたいと思います。車への興味というよりも、「マイカーのある暮らし」への憧れっていうところもあるんじゃないでしょうか。

カーシェアリングの認知度、興味・関心度

34.2%の学生がカーシェアリングを認知。40.2%がカーシェアリングに興味を示すも、利用経験者はわずか6.1%。

<4> カーシェアリングの認知度

5.カーシェアリングを知っていますか?

大学生のカーシェアリングの認知度(「知っている」、「よく知っている」、「利用経験あり」)は34.2%とあまり高くはなく、「全く知らない」学生は35.3%も占め、大学生の3人に1人以上がカーシェアリンを認知していないことが判明。
大学生の車に対する興味関心の低さが、カーシェアリングの認知度にも表れたともとれる結果となった。カーシェアリングの認知度は、レンタカーに比べるとかなり低いといえる。

6.カーシェアリングをどこで知りましたか?

カーシェアリングを認知している大学生のうち、33.9%が「インターネット」を通じて知ったと回答。次いで、「テレビ」(30.2%)、「街中の駐車場」(24.5%)という結果であった。
経済広報センターの調べによると、29歳以下の男女では、「テレビ」や「新聞」以上に「インターネット」(90%)が主な情報源として利用されている(※)が、本調査においても現代の若者の動向を示す同様の結果となったといえる。
「テレビ」に次ぐ「街中の駐車場」(24.5%)という結果は、おそらくそのうちの多くがく全国で14,000件以上展開しているタイムズ駐車場に設置された「のぼり旗」を見たものと思われ、少なからず「タイムズ カー プラス」の「のぼり」がカーシェアリングの認知度向上に貢献していることがうかがわれた。

  • ※参照:一般財団法人 経済広報センター「情報源に関する意識・実態調査報告書」(2013年8月)

<5> カーシェアリングに対する興味・関心度

7.カーシェアリングに興味がありますか?
8.どの点に興味を持ちましたか?

大学生のカーシェアリングへの興味では「興味がある」が32.9%と一番高く、やや意外な結果に。「非常に興味がある」の7.3%と合わせると大学生の40.2%がカーシェアリングに興味を持っていることが分かった。
一方で、全体的に見ると「どちらでもない」(19.5%)、「興味がない」(29.3%)、「まったく興味がない」(10.9%)が59.7%と高く、やはり大学生の車に対する興味関心の低さが見て取れる結果となった。
カーシェアリングに「興味がある」、「非常に興味がある」と回答した学生のうち、「安さ」に興味を持った学生が60.6%と高く、次いで「学生基本料金5年間無料」、「短時間でも気軽に利用できる」、「24時間利用できる」が同数の54.5%となった。金額面への関心の高さは、やはり大学生のふところ事情を考えると当然の結果であるといえるか。

9.なぜ興味が持てませんでしたか?

カーシェアリングに対して「まったく興味がない」、「興味がない」、「どちらでもない」と回答した理由では、「運転しない・できない」(28.6%)、そもそもカーシェアリングについて「よく分からない」(24.5%)が上位を占めた。この結果からもやはり、「若者のクルマ離れ」がカーシェアリングに対する興味関心の低さにつながっていることがわかる。
上位2位に次いで、「車を持っている・持ちたい」、「家族共用のクルマがある」が22.4%と同値。車に対する興味関心の高い学生や車に接する機会が多い学生ほど、カーシェアリングに対する興味関心は低くなることもわかった。

私はカーシェアリングを知らなかったので、同じ大学生が思った以上に知っていてちょっと驚きました。
「興味がある人」も意外と多いんですね。学生の立場からすると、必要な時だけ短時間利用できるのは、カーシェアリングの魅力だと思います。
学生はお金がないから、さらに安くなったらもっと大学生も利用するんじゃないでしょうか。

カーシェアリングに興味がない大学生って意外と多いんだなと感じました。そもそも車に興味がない学生が多いんですね。
個人的な感想ですが、首都圏に住んでいる学生は、交通の便に不自由していないから、車の出番が少ないのかもしれないなと思いました。

カーシェアリングへの入会意向、利用目的

カーシェアリング入会を「検討したい」は46.3%。利用目的は「ドライブ」、「日帰旅行」が6割以上。

<6> カーシェアリングへの入会意向

10.カーシェアリングに入会したいと思いますか?

カーシェアリングへの入会意向では、「すぐに入会したい」(4.9%)と「入会したい」(9.8%)で14.7%。一方、全体の39%が「入会したいと思わない」(13.4%)あるいは「あまり入会したいと思わない」(25.6%)と回答しており、大学生の入会意向はかなり低いことが明らかになった。ただし「検討したい」がほぼ半数の46.3%を占めており、潜在的な入会意向はあるとも考えることができる。

<7> カーシェアリングの利用目的

11.どのような目的でカーシェアリングを利用しましたか?

カーシェアリングの利用経験がある大学生の60%が、「ドライブ」と「デート」で利用していたことがわかった。次に多かったのが、「日帰旅行」の40%であった。「買い物」や「送り迎え」といった、カーシェアリングのヘビーユーザー層である30代後半から40代の実用的な利用目的と異なり、大学生は主に「遊び」の場面で利用している傾向が高いことがうかがえた。

12.どのような目的でカーシェアリングを利用したいですか?

カーシェアリングの利用経験がない大学生の利用目的の意向でも、特に上位4位においては「日帰旅行」と「デート」の順位が逆転しただけで11とほぼ同様の傾向が見られた。やはり、多くの大学生はカーシェアリングを実用使いではなく、「余暇」で使いたいと考えているようだ。

カーシェアリングに「興味がない」人は、入会意欲も低いですね。入会を検討している学生は意外と多いので、詳しく知る機会さえあれば、興味や入会意欲も沸くのではないでしょうか。
「ドライブ」や「日帰旅行」で使いたい学生が多かったですが、引越しなど実用目的で必要に迫られたときのほうが、大学生は入会しそうな気がしますね。

「すぐに入会したい」人はかなり少ないですね。でも、もっと知ってもらえれば入会意向も増えると思います。例えば、使い方や時間帯によっては、長時間パックがお得なのでおすすめしたいです。
私も長時間パックでドライブに行きたいですね。この時期ならお花見。夏ならやっぱり海ですよね!

カーシェアリングに対する期待度

大学生の43.9%が、カーシェアリングを「もっと知る機会が欲しい」と回答。カーシェアリングをより手軽でより便利に利用したいと答えた学生は3割以上に。

<8> カーシェアリングに対する期待度

13.今後カーシェアリングに期待することは?

カーシェアリングに対する今後の期待では、「もっと知る機会が欲しい」が43.9%で1位となった。これは、5で見たようにカーシェアリングを認知している大学生は34.2%いるものの熟知しているとはいえず、まだまだカーシェアリングに関する情報に触れる機会が少ないため、もっと知りたいという欲求が表われたものと考えられる。
今後、より詳しい情報に触れる機会が増えれば、カーシェアリングに対する大学生の興味関心や入会意向ももっと高まるのではないだろうか。「カーシェアリング比較360°」では、今後もカーシェアリングの利便性や経済性について情報を発信し続けていきたいと考えている。各サービス提供会社にも、更なるプロモーション活動を期待したい。
その他では、「乗り捨て可能」(40.2%)、「ステーション数の増加」(40.2%)、「さらに安くして欲しい」(37.8%)が多く、より手軽でより便利にカーシェアリングを利用したいという大学生の要望が表れた結果となった。「乗り捨て可能」については、運用上の課題が多く、すぐにクリアできる問題ではないが、「ステーション数」や「利用料金」については、今後カーシェアリング利用者の増加に比例して大学生の要望に沿うものになっていくのではないだろうか。

もっと詳しい情報を発信していけば、大学生の興味・関心を得られるのかなと思いました。
もしかしたら「入会が面倒」と思っている学生が多いのかもしれないなと思いました。実際はとってもカンタンなので、そういう点も伝えていきたいですね。
カーシェアリングをより身近なものと感じてもらうために、もっと多くの情報を発信していきます(^_^)/

アンケートをしていて、学生も「近くにステーションがあるどうか」を特に重視しているなという印象を受けました。
大学の近くにステーションが増えると、学生利用者も増えるかもしれませんね。
大学生の「知る機会」を増やすために、これから私たちもどんどん情報を発信していきま~す(^_-)-☆

<9> アンケート回答者について

アンケート回答学生の男女比
アンケート回答学生の学年比率
アンケート調査概要

・調査方法 紙&Webアンケート
・調査期間 2013年11月15日(金)~約1か月間
・調査対象 全国の18歳~23歳の大学生男女
・有効回答 合計82人(男性35人、女性47人)(一人暮らし34人、実家暮らし48人)

※注意
本発表結果は、一定の正確性があるものと考えられるものの、あくまで調査対象へのアンケート調査から得られた結果であることにご留意ください。
また、本発表結果には、推論から導き出された仮説に関する記述を含んでいます。併せてご留意ください。