トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサス。
2020年には全世界で約72万台(日本では約5万台)を販売するなど、現在は日本だけでなく世界中で高い人気を誇っていますが、レクサスの人気の理由は、丁寧な接客やサービス、高品質な内外装などにあります。
まず、「丁寧な接客やサービス」として、レクサス独自のサービスを挙げることができます。
レクサスを購入すると、レクサスオーナーズデスク(オーナーズラウンジ)を無料で利用できるというサービスです。
レクサスオーナーズカードを見せることでオーナー専用ラウンジに入室することができ、ラウンジでは無料でドリンクやお菓子が飲食できます。
レクサスオーナーズラウンジは、クルマの点検等のちょっとした待ち時間に利用できるスペースで、待ち時間も退屈せずにくつろぐことができる魅力的なサービスです。
他にも「丁寧な接客やサービス」の中には、車検までの6回の定期点検が無料、消耗部品のオイルやワイパーなど一定期間無料、
戦車無料などがあります。
また、高品質な内外装もレクサスの魅力です。
例えば、内装では最新技術を取り入れた、高級感溢れるインパネが特徴的です。
また、外装も一般のトヨタ車とは異なる塗装の仕方をしており、色を長年保てるように工夫されています。
他にも、故障しにくい信頼性や乗り心地の良さもレクサスの魅力です。
「EXPERIENCE AMAZING」というレクサスのグローバルブランドスローガンが示す通り、レクサスは驚きの経験を与えてくれるクルマであると言えます。
そんなレクサスはレンタカーでも大人気です。
ただ高級車だけあって、レクサスの利用料金は高めに設定されています。
しかし、カーシェアなら、レンタカーよりも安くレクサスに乗ることができます。
カーシェアでレクサス?と思う方もいるかもしれませんが、カーシェアでもレクサスに乗れるんです。
しかも、レンタカーよりもお得にです。
では、どのカーシェア事業者でレクサスに乗ることができるのでしょうか?
また、レクサスをカーシェアで乗った時の利用料金はいくらなのでしょうか?
今回は「カーシェアで乗れる車種は?」の4回目として、レクサスに乗ることができるカーシェア事業者とレクサス利用料金についてご紹介します。
レクサスに乗ることができるカーシェアリング事業者は?
卓越した品質と安全性・信頼性の点からも高い人気を誇る高級車レクサス。
そんな日本の高級車の代表格であるレクサスには、どこのカーシェアリング事業者で乗ることができるのでしょうか。
現在、レクサスに乗ることができるカーシェアリング事業者は、カレコ・カーシェアリングクラブとAnyca(エニカ)とアースカーの3事業者です。
この3事業者の中でも、特にレクサスの車両台数が多いのがAnyca(エニカ)です。
AnycaはDeNA SOMPO Mobility が運営する、C to C カーシェア(個人間カーシェア)で最大手のカーシェアリングサービスで、個人間カーシェアだけでなく、Anyca公式のAnyca Official シェアカーも運営しています。
カレコ・カーシェアリングクラブは、国内第2位のシェアを誇るカーシェアリング事業者ですが、カレコのようなB to C型のカーシェアでもレクサスに乗れるのは嬉しいですね。
では、Anyca(エニカ)のレクサスの車両台数は何台なのでしょうか?
カレコはあまり多くのレクサスを運用していませんが、代表的なカーシェア事業者なので、カレコについてもご紹介しておきます。
<カレコとAnyca(エニカ)のレクサス車両台数(2021.6.7時点)>
カーシェア事業者 | カレコ | Anyca(エニカ) |
レクサス車両台数 | 2台 | 181台 |
カレコは、主に首都圏で集中的にステーションを展開している一般的なB to C型のカーシェアですが、カレコのようなB to C型のカーシェアでも渋谷のセルリアンタワーにあるステーションと新宿サブナードのステーションでレクサスに乗ることができます。
Anyca(エニカ)は、メインが個人間(C to C)カーシェアですので、全国各地でレクサスに乗ることが可能です。
カーシェアで乗れるレクサスのモデルは?
レクサスには、LSやUX、LXやRCなどいろいろ車種があります。
「LS」を例に、この2文字(3文字もあります)のアルファベットの組み合わせが何を意味しているのかを説明すると、1文字目のLは「ラグジュアリー」の意味で、2文字目のSは「セダン」を意味しています。
基本的には1文字目がLのレクサスは、レクサスのフラッグシップモデルになります。
レクサスのセダンの場合、LSの他にもGS(グランドツーリングセダン)やES(エグゼクティブセダン)、IS(インテリジェントセダン)などのモデルがあります。
2文字目のアルファベットには、S以外にC、Xがあり、Cはクーペ、Xはクロスオーバー(SUV)といった車種を表しています。
レクサスにはRCとRXというモデルがありますが、RCは「ラディカルクーペ」、RXは「ラディアントクロスオーバー」という車種を表しており、1文字目のアルファベットには意味の共通性がありません。
ただし、「L」だけは各車種共通で「ラグジュアリー」を意味していて、それぞれの車種のフラッグシップモデルとなっています。
他にも、レクサスにはCT(クリエイティブツーリング)というコンパクトカーもあります。
では、カーシェアではどのモデルのレクサスに乗ることができるのでしょうか?
<カーシェアで乗れるレクサスのモデル>
カーシェア事業者 | 乗れるレクサスのモデル |
カレコ | UX(1)、NX(1) |
Anyca(エニカ) | LS (21)、ES(2)、GS(14)、GS F(3)、IS(28)、IS F(1)、HS(9)、LC(3)、RX(44)、RC(6)、SC(3)、LX(2)、UX(10)、NX(28)、CT(6) |
カレコで乗ることができるレクサスはクロスオーバー(SUV)のみになります。
Anyca(エニカ)は、C to Cカーシェアだけあって、多彩です。
すべてのモデルのレクサスに乗ることができます。
LS、LC、LXというレクサスの最高級モデルに乗ることができるのは、Anyca(エニカ)ならではだと思います。
レンタカーよりも安いレクサスのカーシェア利用料金は?
Anyca(エニカ)の場合、個人間カーシェアがメインなので、料金設定はオーナーによってかなり異なります。
旧型のレクサスなら、平日24時間2,300円で利用できるレクサスもあります。
現行モデルのレクサスですと、平日24時間利用で1万円前後が相場です。
平日24時間で約1万円で利用できるので、レンタカーと比べるとかなり格安だといえますね。
では、カレコの方はどうでしょうか。
カレコのレクサス利用料金とレンタカーの利用料金を比較してみます。
レンタカーの料金は、一般的なレンタカー会社で通常シーズンに標準コースで利用した場合の料金です。
カレコの料金は、ベーシックプランの会員が利用した場合の料金です。
レクサスのレンタカー料金は、モデルによって異なるので、ここではカレコと同様のNXを利用した場合の料金とします。
<カレコと一般的なレンタカーのレクサスNX利用料金比較>
カレコ | レンタカー | |
6時間まで利用した場合の レクサスNXの利用料金 | 7,600円 | 26,400円 |
カーシェアなら、レンタカーの1/3の料金でレクサスに乗ることができます。
ちなみに、カレコの場合10分270円でレクサスNXを利用することができます。
さらに、12時間までの利用でも9,000円、24時間までの利用でも11,000円で利用できます。
カレコの場合、利用料金とは別に、レンタカーの燃料費に相当する距離料金が発生しますが、距離料金は6時間以内の予約・利用の場合は0円です。
6時間を超える予約・利用の場合のみ18円/1㎞となります。
いかがでしょうか?
Anyca(エニカ)よりもカレコの方が若干高めですが、しかし、どちらの事業者でもかなりお得にレクサスを利用できます。
レンタカーよりもカーシェアを利用した方が断然お得であることが分かっていただけたでしょうか。
他にも、レンタカーの場合、免責補償制度は別途申し込まなければなりませんが、カーシェアの場合は利用料金に含まれているので、その点もお得だといえると思います。
カーシェアリングでレクサスに乗ろう!
今回は、レクサスに乗れるカーシェアリング事業者とカーシェアでレクサスを利用した場合の料金、レンタカーとカーシェアのレクサス利用料金比較についてご紹介しました。
憧れのレクサスでドライブすれば、かなり気分も高まると思います。
ドライブやデートの際は、ぜひカーシェアでレクサスに乗ってみてください!
また、カーシェアリングは試乗者としても活用できます。
カーシェアリングなら、レクサスの購入を考えている場合、気兼ねなく長時間じっくりと試乗体験することができるというメリットがあります。
レクサスの購入は決して安い買い物ではありません。
購入をお考えの方は、失敗しないためにも、ぜひじっくりカーシェアでレクサスを試してみてください。