小型自動車と軽自動車?普通自動車と普通乗用車??何が違うの?【今さら聞けないクルマの話3】

一般社団法人日本自動車販売協会連合会の発表によると、2019年4月から2020年3月までの車名別国内新車販売台数(乗用車ブランド通称名別)で、トヨタの「カローラ」が同じくトヨタの人気車種「プリウス」を押さえて、1位に返り咲きました。
月間ランキングでは2019年10月に首位に立った「カローラ」ですが、なんと2008年11月以来、約11年ぶりのトップ奪還でした。

首位の「カローラ」の販売台数は、114,358台(前年比121.1)、2位の「プリウス」は113,361台(前年比98.5)。
わずか、997台の差だったのですね。
それにしても、「カローラ」の前年比121.1という数字は、「カローラ」の人気の高さを物語っていますね。

4代目「カローラ」のキャッチコピーは「いい友、誕生。」でしたが、間違いなく20世紀を代表する1台であろうトヨタブランド「カローラ」1位のニュースは、今なお日本人の「いい友」であり続けていてくれることを思うとなにやら感慨深いものがあります。
6代目「カローラ」のキャッチコピーは「ニッポンの自動車の新しい物語が始まります。」でしたが、ここからまた日本の自動車の新しい物語が始まる、そんな予感がします。

ちなみに、2位以下の順位は3位「シエンタ(トヨタ)」、4位「ノート(日産)」、5位「ルーミー(日産)」、6位「アクア(トヨタ)」、7位「フリード(ホンダ)」、8位「セレナ(日産)」、9位「ヴォクシー(トヨタ)」、10位「フィット(ホンダ)」とのこと。
最近はレギュラーガソリンの価格もかなり下がっていますが(2020年5月下旬時点で全国平均店頭価格は1L125.5円)、やはり低燃費車の人気が高いですね。

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ところで、この「新車販売台数」のニュース。
「今、どんな車種が人気なのか」を把握する上でとても興味深いニュースであるため、カーシェアリング比較360°でも何度か取り上げました(※)が、先日その記事を読んだ知人から「新車乗用車販売台数のランキングに軽自動車が入っていないんだけど、どういうこと?」という質問を受けました。

※参考:カーシェアリング比較360°ブログ「ハイブリッドカー、コンパクトカー、軽自動車!今一番の人気車種は?【今話題のクルマの話2】

そうなんです。「新車乗用車販売台数」には、軽自動車は含まれていません
「新車乗用車販売台数」と「新車販売台数」は、そもそも異なります。
このことを皆さんは、ご存知でしたでしょうか?

「新車販売台数」のランキングは、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がそれぞれ別々に発表している「新車乗用車販売台数」と「軽四輪車(乗用)新車販売台数」をまとめたものなんです。
「新車乗用車販売台数」に軽自動車が含まれないのは、そもそも「軽自動車」が「普通乗用車」ではないからです。

この回答に対して、知人は「あ、そうか。軽自動車は普通じゃなくて小型だからか」と言いましたが、そうではありません。
「軽自動車」は、「小型自動車」とも異なります

つまり、日本の分類では、「普通自動車」と「小型自動車」と「軽自動車」はそれぞれ異なる「自動車」であるということになります。

こうした日本での自動車の分類は、1949年7月に『運輸省令第36号「車両規則」第3条第2項』が改定された際、「自動車を分けて軽自動車、小型自動車、普通自動車及び特殊自動車の四種とし、その分類は別表で定める」とされたことに端を発しています。

ちょっと整理してみましょう。

自動車と乗用車の違い

まず、普通乗用車、小型乗用車、軽自動車の分類の前に押さえておかなければならないのが、自動車と乗用車の違いです。

  • 自動車とは、乗用車や貨物自動車(トラックやダンプなど)、バスなどを含んだ総称です。
  • 乗用車とは、自動車のうち、用途が(貨物運搬などではなく)乗用に限るものです。

つまり、自動車=(乗用車+貨物車+バス)ということになります。
普通乗用車は、普通自動車というジャンルの中に含まれるわけですね。

このことは、軽自動車にも該当します。
軽自動車という場合、正確には、軽自動車(乗用)だけでなく、軽トラックなども含みますが、慣例的には、乗用を目的とした軽自動車のこと指す場合が多いようです。

普通乗用車、小型乗用車、軽自動車(乗用)の違い

普通乗用車、小型乗用車、軽自動車(乗用)はナンバープレートで見分けることができます。

  • 小型乗用車
    ナンバープレートの分類番号が5または7で始まり(5ナンバー車、7ナンバー車)、人の乗用に用いられる小型自動車のこと。
    自動車の大きさが全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0m以下で、ガソリン車の場合は総排気量が2000cc以内。
  • 普通乗用車
    ナンバープレートの分類番号が3で始まり(3ナンバー車)、人の乗用に用いられる乗車定員10人以下の普通自動車のこと。
    自動車の大きさが全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0m以下で、ガソリン車の場合は総排気量が2000cc以内という小型乗用車の基準を1項目でも上回ると、普通乗用車に分類される。
  • 軽自動車(乗用)
    黄色いナンバープレートで、人の乗用に用いられる軽自動車のこと。
    自動車の大きさが全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0メートル以下で、総排気量が660cc以内。

つまり、普通乗用車、小型乗用車、軽自動車(乗用)は、自動車の大きさ(長さ、幅、高さ)と排気量によって区別されているわけですね。

ちなみに、今回の車名別国内新車販売台数で首位に返り咲いた12代目「カローラ」は、3ナンバーの普通乗用車です。
「全幅1.745m」とわずか4.5㎝基準を上回っています。
かつては日本を代表する小型自動車として有名だった「カローラ」も、時代のニーズにあわせてついに「3ナンバー」(普通乗用車)になったのですね。
対して、今はやりのコンパクトカーは、多くが小型乗用車です。

ただし、車体がコンパクトでも、総排気量が2000ccを超えると普通乗用車に分類されるため、小型乗用車ではないこともありますから、見た目で判断するのはなかなか難しいかもしれません。
もし分からない場合は、先ほども言ったように、ナンバープレートを見れば、見分けることができます。

これで新車乗用車販売台数のランキングに軽自動車が入っていない理由が分かりましたね。
「新車乗用車販売台数」にカウントされるのは、乗用車だけ。
つまり、普通乗用車と小型乗用車だけです。
軽自動車は、あくまで人の乗用のための「軽自動車」であって、「乗用車」ではないのです。

現在ガソリン価格が下がってきてはいても、消費者の方は少しでも燃費の良いクルマを購入しようと考えられていることと思います。
「普通乗用車にするか、燃費のことを考えて小型乗用車か軽自動車にするか」と迷われることもあるでしょう。
そんな時は、カーシェアリングを利用して、色々な車種を試乗(※)してみるのも手かもしれません。

<関連記事> カーシェアリングの特長 | カーシェアリング比較360°

※参考:カーシェアリング比較360°ブログ「試乗車にも使える!カーシェアリングの賢い活用法【1】

カーシェアリングでは、アクアやフィット、ノートなどの人気車種に乗ることができます。

オリックスカーシェアなら、人気のセレナやSUVにも乗れます。
ホンダ エブリゴーなら、ホンダの人気車種に乗れます。

また、オリックスカーシェアの「個人Bプラン」でしたら、月額基本料金が無料なので、支払いは乗った分だけでOKです。
ホンダ エブリゴーも月額料金無料です。

レンタカーですと車種によって料金がかなり異なりますが、カーシェアリングでは車種による利用料金の違いはあるものの、例えばセレナのようなワゴンタイプでもレンタカーほど高くはありません。

さらにカーシェアリングならガソリン代が利用料金に含まれていますので、どんなにガソリン価格が高騰しても気にせず利用できます。

マイカーを頻繁に利用しない方でしたら、節約という観点から考えた時、カーシェアリングを利用した方が断然効果的でしょう。

この機会に、賢いカーライフを実現するカーシェアリングという選択肢があることも、ぜひ覚えておいてください。

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