カーシェアリング市場動向
2023年第四四半期：主要5社

前期465箇所（3.0％）増だった業界第1位の「タイムズカー」は、今期も754箇所（4.8％）と堅調で、引き続き2位以下を大きく引き離している。
前期5.3％増だった第2位の「カレコ・カーシェアリングクラブ」は、今期5.8％伸長し（229箇所増）、4,180箇所となった。
前期33箇所増だった第3位「オリックスカーシェア」は、今期2箇所増加した。
4位以下のBグループでは、前期21箇所増だった「カリテコ」が11箇所増加、1箇所増加だった「ホンダエブリゴー」は32箇所増加となった。

前期1,738台の大幅増加（伸長率5.2％）であった「タイムズカー」は、今期も2,159台の大幅増加（伸長率6.2％）。
前期136台増加だった第2位の「カレコ・カーシェアリングクラブ」は、今期437台増加し、伸長率は6.4％となった。
前期54台増加だった第3位の「オリックスカーシェア」は、今期59台増加（伸長率2.2％）となった。
Bグループでは、第4位「カリテコ」が今期10台増加し、伸長率1.9％。
前期2台減少だった第5位「ホンダ エブリゴー」は今期67台増加し、伸長率23.7％となった。

前期は全国計で22,075箇所であったステーション数が、今期は1,028箇所増加し、23,103箇所となり23,000箇所を突破した。
首都圏では、東京都で296箇所増やし9,078箇所、神奈川県は151箇所増やし2,561箇所。
埼玉県は79箇所増やし913箇所。千葉県は73箇所増やし961箇所となった。
近畿地方では、大阪府が90箇所増やし3,107箇所。兵庫県は33箇所増やして1,069箇所。
中部地方では、愛知県53箇所増やし1,131箇所。九州地方では、福岡県が22箇所増やし753箇所。
今期も、首都圏をはじめ都市圏に位置する都府県で堅調な増加傾向が見られた。

都道府県別の車両台数の推移については、前期から2,732台増の48,055台となり、48,000台を突破した。
東京都は車両台数を513台増やし18,350台となり、18,000台を突破した。その他首都圏では、神奈川県が今期271台の増加の5,255台、埼玉県は168台増加の2,327台、千葉県は153台増加の2,456台となった。
大阪は353台増やし6,111台、京都府は116台増やし1,147台、兵庫県は146台増やし2,194台となった。
その他、北海道が94台増やし964台、新潟県が66台増やし197台、愛知県が186台増やし2,083台、福岡県は80台増やし1,620台となった。
車両台数もステーション数同様、主に都市部での増加傾向が目立った。