カーシェアリング市場動向
2024年第三四半期:主要5社

カーシェア市場、拡大続く。
主要5社 タイムズカー牽引でステーション数2.6万箇所、車両台数5.6万台突破。

カーシェアの情報比較サイト「カーシェアリング比較360°」( http://www.carsharing360.com ) がカーシェアリング市場を独自に集計したデータ(主要5社)によると、主要5社のカーシェアリング市場は2024年第三四半期(2024年7月~9月)において、ステーション数、車両台数ともに増加傾向を示した。

2024年第三四半期の主要5社の合計ステーション数は26,437箇所となり、2024年6月末と比較して4.7%の増加となった。
車両台数は4.9%増の56,964台となり、57,000台目前となっている。2024年第二四半期と比較しても、ステーション数、車両台数ともに増加傾向が続いている。

事業者別に見ると、タイムズカーがステーション数、車両台数ともに市場を牽引している。ステーション数は前期比1,143箇所増の19,687箇所となり、車両台数は2,809台増の45,650台と、前期に引き続き大幅な増加となった。

第2位の三井のカーシェアーズ(旧カレコ・カーシェアリングクラブ)は、車両台数が前期と比べ152台減少の7,872台となったが、ステーション数は57箇所増の4,455箇所となった。

また、前期36台減車となった第3位のオリックスカーシェアは、今期も車両台数が34台減少し2,502台となった。ステーション数についても15箇所減少し、1,613箇所となっている。

主要5社のステーション数、車両台数の推移は以下の通り。

1) サービス提供会社別 ステーション数推移(主要5社 2024.7~9)

2) サービス提供会社別 車両台数推移(主要5社 2024.7~9)

3) 都道府県別 ステーション数推移(主要5社 2024.7~9)

4) 都道府県別 車両台数推移(主要5社 2024.7~9)