カーシェアリング市場動向
2014年第三四半期:主要8社

ステーション数・車両数の伸び率は若干鈍化したものの
主要8社合計車両台数は、14,000台目前!

カーシェアの情報比較サイト「カーシェアリング比較360°」(http://www.carsharing360.com)カーシェアリング市場を独自に集計したデータ(主要8社)によると、2014年第三四半期(2014年7月~9月)のステーション数は2014年第二四半期に比べ3.9%増加、ステーション車両台数は5.8%増加していることがわかった。

2014年第二四半期の増加率(対2014年第一四半期 ステーション数:8.4%増、同車両台数:10.3%増)に比べ、若干鈍化したものの、堅調に伸長を続けている。サービス提供会社間ではばらつきはあるものの、今後も引き続きインフラ拡大基調はつづくものと思われる。
前期同様に当該期間においても、ステーション数の伸び率よりも車両台数の伸び率が1.9%大きく、これは稼働率の高いステーションへの設置車両の増車によるものであり、1ステーション当たりの利用者数・利用頻度が着実に増えているともいえる。また上位陣はハイブリッド車、SUV、外車の導入など設置車種のバリエーション展開、料金プランの改定、ワンウェイ方式(乗り捨て型)の地域限定サービス開始など、利用者へのサービス向上に余念がなく、2014年第四四半期の市場動向はさらに目が離せない。

主要8社のステーション数、車両台数の推移は以下の通り。

1) サービス提供会社別 ステーション数推移(主要8社 2014.7~2014.9)

2) サービス提供会社別 車両台数推移(主要8社 2014.7~2014.9)

3) 都道府県別 ステーション数推移(主要8社 2014.7~2014.9)

4) 都道府県別 車両台数推移(主要8社 2014.7~2014.9)