カーシェアリング市場動向
2024年第二四半期：主要5社

前期805箇所（4.9％）増だった業界第1位の「タイムズカー」は、今期も1,163箇所（6.7％）と堅調で、引き続き2位以下を大きく引き離している。
前期3.3％増だった第2位の「三井のカーシェアーズ」は、今期1.8％伸長し（78箇所増）、4,398箇所となった。
前期88箇所減少だった第3位「オリックスカーシェア」は、今期も9箇所減少した。
4位以下のBグループでは、前期16箇所増だった「カリテコ」が1箇所増加、16箇所増加だった「ホンダエブリゴー」は14箇所増加となった。

前期2,366台の大幅増加（伸長率6.4％）であった「タイムズカー」は、今期も3,368台の大幅増加（伸長率8.5％）。
前期256台増加だった第2位の「三井のカーシェアーズ」は、今期453台増加し、伸長率は6.0％となった。
前期131台減少だった第3位の「オリックスカーシェア」は、今期も36台減少（増減率-1.4％）となった。
Bグループでは、第4位「カリテコ」が今期1台減少し、増減率-0.2％。
前期9台減少だった第5位「ホンダ エブリゴー」は今期7台増加し、伸長率1.9％となった。

前期は全国計で23,992箇所であったステーション数が、今期は1,247箇所増加し、25,239箇所となり25,000箇所を突破した。
首都圏では、東京都で249箇所増やし9,474箇所、神奈川県は142箇所増やし2,798箇所。
埼玉県は101箇所増やし1,107箇所。千葉県は72箇所増やし1,109箇所となった。
近畿地方では、大阪府が142箇所増やし3,325箇所。兵庫県は42箇所増やして1,134箇所。
中部地方では、愛知県57箇所増やし1,248箇所。九州地方では、福岡県が65箇所増やし864箇所。
今期も、首都圏をはじめ都市圏に位置する都府県で堅調な増加傾向が見られた。

都道府県別の車両台数の推移については、前期から3,791台増の54,319台となり、55,000台目前となった。
東京都は車両台数を947台と大幅に増やし19,465台となった。その他首都圏では、神奈川県が今期361台の増加の5,930台、埼玉県は227台増加の2,770台、千葉県は228台増加の2,824台となった。
大阪は443台増やし6,863台、京都府は78台増やし1,404台、兵庫県は84台増やし2,325台となった。
その他、北海道が163台増やし1,120台、宮城県が59台増やし782台、静岡県が111台増やし570台、愛知県が235台増やし2,487台、福岡県は169台増やし1,969台となった。
車両台数もステーション数同様、主に都市部での増加傾向が目立った。