カーシェアリング市場動向
2025年第一四半期:主要5社

カーシェア市場、都市圏を中心に堅調拡大。
主要5社 タイムズカーが主導し、ステーション数3万超・車両数6.6万台突破。

カーシェアリングの情報比較サイト「カーシェアリング比較360°」( http://www.carsharing360.com ) が独自に集計したデータによると、主要5社のカーシェアリング市場は2025年第二四半期(2025年4月~6月)において、ステーション数、車両台数ともに増加傾向を示した。

2025年6月末時点での主要5社の合計ステーション数は30,541箇所となり、3月末と比較して6.4%の増加となった。
車両台数も7.3%増の66,059台となり、66,000台の大台を突破した。
いずれも第一四半期からの増加傾向が続いている。

事業者別に見ると、タイムズカーがステーション数・車両台数ともに市場を牽引。
ステーション数は前期比で2,151箇所増の24,407箇所、車両台数は4,691台増の55,560台と、大幅な増加を記録した。

第2位の三井のカーシェアーズは、車両台数が前期比で46台減の7,224台、ステーション数も212箇所減の3,910箇所と、いずれもマイナスとなった。

第3位のオリックスカーシェアは、前期に66台減だったが、今期は27台増加し2,351台となった。ステーション数も32箇所増加し、1,535箇所となっている。

第5位のホンダ エブリゴーは、前期に3台・3箇所の増加があったものの、今期は207台減の304台、ステーション数も137箇所減の210箇所と大きく後退した。

主要5社のステーション数、車両台数の推移は以下の通り。

1) サービス提供会社別 ステーション数推移(主要5社 2025.4~6)

2) サービス提供会社別 車両台数推移(主要5社 2025.4~6)

3) 都道府県別 ステーション数推移(主要5社 2025.4~6)

4) 都道府県別 車両台数推移(主要5社 2025.4~6)