ステーション数・車両台数の推移
主要8社のステーション数、車両台数の推移は以下の通り。
1) サービス提供会社別 ステーション数推移(主要8社 2013.12~2014.12)
業界第1位「タイムズ カー プラス」は2013年に引き続き四桁台の大増設となった。
2013年は三桁台の増加だった第2位「オリックスカーシェア」と第3位の「カレコ」は、2014年は二桁台の増加にとどまったが、第4位以降と大差をつけており、「カーシェアリング3強」状態にかわりはない。
カーシェアリングは、利用者の近隣500メートル圏内にカーステーションが有るか否かがサービス会社選定の最初の要素になるともいわれていることから、2015年以降も上位3社のステーション開設状況がカーシェアリング利用者の拡大と、市場におけるシェア争いの大きな鍵になりそう。
4位以降のBグループでは、「カリテコ」が約27%と「タイムズ カー プラス」の30.4%に次ぐ第2位の伸び率を見せており、まだまだインフラ整備に余念がない。
対して、「アース・カー」は集計以来、はじめて減少した。2013年にステーション数を減らした「エコロカ」と「カーシェアリング・ワン」も、引き続き減少している。
市場影響力のある既存サービス会社は、2014年1月から8社と変わらず。2015年も8社を調査対象とし、今後の各社の動向に注目していきたい。
2) サービス提供会社別 車両台数推移(主要8社 2013.12~2014.12)
「Dシェア」と「カーシェアリング・ワン」の車両台数を訂正(2015年2月23日)
「カリテコ」と「アース・カー」の車両台数を訂正(2015年2月26日)
それぞれ車両台数の誤りをここに訂正してお詫び申し上げます。
「タイムズ カー プラス」が、40.1%の伸び率で車両台数10,000台を突破し、第1位の座を不動のものとしている。
第2位の「オリックスカーシェア」は「タイムズ カー プラス」に水をあけられてしまったものの、車両台数2,000台を超えており、新たに新設された「デラックスクラス」などの独自サービスを武器とした今後の追い上げに期待したい。
第3位の「カレコ」は11.2%の伸び率で、2013年第2位の「オリックスカーシェア」をしっかりと追随している。
Bグループでは、第4位の「アース・カー」が6.8%の伸び率を見せたものの、5位以下は軒並み車両台数を減らしている。
2015年も各社の動きからまだ目が離せない。
3) 都道府県別 ステーション数推移(主要8社 2013.12~2014.12)
4) 都道府県別 車両台数推移(主要8社 2012.13~2014.12)
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